生まれつきストレートネック…
そんな人、いないと思います。
これが結論です。
その根拠をお話しします。
「首が座る」
ストレートネックの赤ちゃん
見たことがありますか?
わたしは、ありません。
生まれたばかりの赤ちゃん
首がすわらず、ふにゃふにゃです。
首の筋力がなく、
頭を支えることができないからです。
生後、4~5ヵ月くらいで
筋力がついて
自分で頭を支えることができます。
これを「首が座る」と言います。
だから、生まれつきではありません。
ストレートネックの遺伝性
遺伝性がある。
遺伝性がない。
いずれの根拠も見当たりません。
だから、何とも言えません。
遺伝性が有るかもしれないし…
遺伝性が無いかもしれない…
でも、
遺伝性が問題でしょうか?
何が問題、ストレートネック?
首筋がまっすぐ
姿勢も美しい…
ストレートネック
何が問題なのでしょうか?
- 首こり
- 首が回らない
- 下を向いて本が読めない
- 首の後ろが痛い
- 頭痛がする
- 肩こりがひどい
この症状の原因になっている。
そう思っていませんか?
でも、これは違います。
この思い込みが大問題です。
ストレートネックであっても、
この症状を感じないひともいます。
逆に、
ストレートネックでなくても、
この症状を感じるひともいます。
だから、
ストレートネックが原因
とは、一概に言えないのです。
つまり、ストレートな首を治したからと言って、症状が改善するとは限らないのです。
じゃ、ストレートネックって何なの?
そんな疑問が生まれます。
ストレートネックの実体
首すじ、まっすぐ、
そのまま固まった。
これがストレートネックです。
●まっすぐ → 首の骨です。
つまり、頸椎(けいつい)です。
●固まった → 首の筋肉です。
実は、首の骨が
・まっすぐでも…
・曲がっていても…
原因との因果関係はありません。
この人も、首こりになります。
首が回らないこともあります。
首の前弯(ぜんわん)している人です。
首の前弯、ストレート。
首の曲り、まっすぐ。
トラブルとの因果関係はないのです。
では、何が原因なのでしょうか?
それは、筋肉が固まることなのです。
固まった筋肉→トラブル
″固まった” 首の筋肉。
これがトラブルの原因です。
●首こり
″こり” を感じる筋肉が固まった
(胸鎖乳突筋、頚板状筋など)
●首が回らない
首を回す筋肉が固まった
(胸鎖乳突筋、斜角筋など)
●下を向いて本が読めない
下を向く筋肉が固まった
(胸鎖乳突筋、頭板状筋など)
●首の後ろが痛い
首の後ろの筋肉が固まった
(頚板状筋、肩甲挙筋など)
●頭痛がする
頭の筋肉が固まった
(前頭筋、側頭筋、後頭筋)
●肩こりがひどい
凝っている肩の筋肉が固まった
(棘上筋、菱形筋など)
これがトラブルの実体です。
結局、どうすればいいのか?
ストレートネックはまっすぐのまま首が固まったのです。
固まったのは筋肉です。
その筋肉をやわらげればいいのです。
なので、筋肉をやわらげれば、首は前弯します。
首が前弯すれば、ストレートネックは治ります。
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