朝起きるとつらい。
- だるい
- スッキリしない
- 腰が重い
- 首が回らない
- ときどき寝違い
- たまにこむら返り
- 背中が痛い
- 頭が痛い
こんなこと、ありますよね。
でもなぜ、朝なんでしょうか?
● 理由は、2つ
- 交感神経優位の血流不足
- 筋肉が動かない血流不足
寝ている間
「血流不足」になるのが原因です。
【交感神経優位】の血流不足
朝が一番つらい、1つめの理由です。
交感神経が優位になると、
血管は収縮します。
血管が収縮すると、
血流はわるくなります。
血流がわるくなると、
からだの疲れがとれません。
だから、
血流不足で朝がつらいのです。
ではなぜ、
交感神経優位の睡眠なのでしょうか?
それは昼間の緊張や疲れが持続したままだからです。
副交感神経優位が、
夜寝ているときの本来の姿です。
からだにいいのです。
血管が拡張して、
血流がよくなるからです。
交感神経優位 | 副交感神経優位 |
血管の収縮 | 血管の拡張 |
血流がわるい | 血流がよい |
睡眠が浅い | 睡眠が深い |
神経の緊張 | 神経のお休み |
筋肉の緊張 | 筋肉のお休み |
朝がつらい | 朝が楽 |
★ 副交感神経優位について
さらに、くわしいことは、
こちら⇒
【筋肉が動かない】血流不足
朝が一番つらい、2つめの理由です。
夜、
寝ているとき、
筋肉は動きません。
寝返りをすればべつですが…
筋肉は動かずじっとしていると、
血流不足になります。
理由は、
筋肉のポンプ作用が働かないからです。
筋肉のポンプ作用
これをかんたんに説明すると、
筋肉は伸びたとき、
古い血液を吐き出します。
そして、
縮んだとき、
新しい血液を吸い込みます。
これが筋肉のポンプ作用です。
★ くわしいことは、こちら⇒
https://kubi-kori-rakuraku.com/muscle-pump-system.html
…だから、
夜の睡眠時、
筋肉はじっとしているから、
ポンプ作用が働かないのです。
それで、
血流が悪くなり、
昼間の疲れがとれないのです。
でも、
こどもは夜寝ているとき
暴れまわります。
これで、
筋肉のポンプ作用を働かせるのです。
一方、
おとなは、
じっとしているので、
筋肉のポンプ作用が働きません。
だから、
血流が悪くなるのです。
(結果)
…朝が一番つらいのです。
ワンポイント・アドバイス
● お風呂で温まり、血行をよくして寝る
これがワンポイント・アドバイスです。
(お風呂に入る2つの理由)
- からだの汚れをとる
- からだの疲れをとる
温まると、血行はよくなります。
温泉に入って湯治するのとおなじです。
血流が、からだを修復するのです。
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